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オルカ(ORCA)は、かつて日本に存在した中堅のアーケードゲーム開発会社。本社は東京都新宿区西新宿のNSビル内にあった。倒産時の社長は戸津猛〔「ゲームマシン」1983年8月15日号6面〕。関連子会社として「グリンビー商事」(品川区西五反田、社長・清本吉行=後の東亜プラン初代社長)があった〔「ゲームマシン」1983年5月1日号4面〕。 ==概要== 1978年12月創業。オルカという名前の通り、シャチを象ったシンボルマークが目印だった。創業当初はジャンピュータやクレイジー・クライマー等のコピー基板を作っていた事を確認されている(オルカ名義のインストカードが存在している)。また、子会社のグリンビー商事がセガの「ペンゴ」のデッドコピー基板である「ペンタ」を製造販売していたことで訴訟沙汰になったものの、後に和解している。1980年代前半に発売した「リバーパトロール」が代表作。当時は風営法の影響がなく、駄菓子屋の店頭などの極小ロケーションでの展開を行っていた。 その後、ナムコのゼビウスに影響を受けた「イスパイアル」、当時としては珍しいテーブルゲーム(トランプ)を題材とした「大富豪」、固定画面のアクションゲーム「ホッパーロボ」などを発売する。 1983年6月20日、2度目の不渡りを起こし倒産。会社整理中に「バスター」(後に藤興産が「セサミジャパン」ブランドで発売)を開発したのを最後に、会社は解散した。会社自体は1980年代に数多く存在した中堅メーカーのひとつに過ぎなかったが、元スタッフが後に東亜プランを設立するなど、その後の日本のアーケードゲームの発展を支えていくことになった。 オルカの作品のいくつかはセガ(後のセガゲームス)SC-3000に移植されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オルカ (ゲーム会社)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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